カラダのお悩み

ピラティスは脚痩せに効果的か?

 こんにちわ

imok株式会社の小林俊夫です。

先日、「ピラティスって脚痩せに効果的って聞いたけど、本当なんですか?」というご質問を頂いたので、本日はピラティスと脚痩せの効果について考えていきたいと思います

脚痩せとは

 まず、「脚痩せ」について考えていくと、一般的に持たれている「脚痩せ」のイメージは、「脚が細くキレイに見える様になる」ということだと思います

それでは、脚が細くキレイに見える様になる為には、何が必要なのか?ということを考えると、大きくは以下の3つになります

脚を細くする為の3つのポイント

  1. 脚の余計な体脂肪を落とす
  2. 骨格の位置を整える
  3. 筋肉のバランスを整える

例え、体脂肪が落ちたとしても、骨格の位置がズレ、筋肉の一部だけが過剰に発達していて、ももの前側や外側だけがパンパンに張っていては、多くの方が望むキレイな脚にはなりませんよね

その為、体脂肪を落とす事だけではなく、骨格や筋肉のバランスを整えることも重要なポイントになります

ピラティスは体脂肪を落とすのに効果的か?

1つ目の「脚の余計な体脂肪を落とす」のに、ピラティスは効果的か?ということを考えると、コレはあまり効果的ではありません。

なぜなら、運動によるカロリー消費などを考える際は、METsという運動強度をベースとした計算式がありますが、ピラティスの運動強度というのは、もちろんエクササイズにもよりますが、基本的には3METsとなり、これは「ストレッチ」と同じレベルになります

例えば、50㎏の方が1時間、ピラティスのレッスンに参加をしたとしても、消費カロリーは以下の様になります

50㎏×3METs×1時間=150Kcal

それに対して、1kmを5分20秒 時速にすると11㎞で走った場合は、1時間のランニングで、50㎏×11METs×1時間=550Kcalとなり、ピラティスの4倍近い消費カロリーです

詳しくは以下の記事をご覧ください

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ピラティスで骨格の位置を整える

もちろんやり方にはよりますが、適切にピラティスを行えば、骨格の位置を整えるのに、とっても効果的なエクササイズです

それと同時に、骨格の位置を整える為に大切なのは、筋肉だけではなく、姿勢をコントロールしている脳を刺激し、活性化する事です

この脳への刺激を入れて、姿勢≒骨格の位置を整えるのにピラティスは効果的であり、それによって、脚を細くキレイにする為に重要な骨盤や股関節、足の位置などを整えていきます

一般的にピラティスは、インナーマッスルなどの筋肉へのアプローチとして有名ですが、そもそもピラティスの中でもエクササイズによって、インナーマッスルを主に使うのか?アウターマッスルを主に使うのか?は異なります

また、筋骨隆々とした方が、皆姿勢が良い訳では無い様に、筋肉を鍛えて、仮に筋力が強くなったとしても、姿勢や骨格が整う訳ではありませんので要注意です!

詳しくはコチラをご覧ください

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ピラティスで筋肉のバランスを整える

 下半身が同じ筋肉の量だとしても、その付き方によって脚の見え方というのは大きく異なります

その為、内ももに筋肉が付いているのか?ももの外側の筋肉が発達しているのか?など、それによって受ける印象は異なり、脚が太いと悩んでいる方の多くは、ももの外側と前側の筋肉が発達し、内ももやももの裏側は上手く使えておらず、いわゆる弛んでいる場合が多く見られます

また、錯視ではありませんが、見え方というのは相対的なバランスによって変わってしまうんですね

 

 コチラはエビングハウス錯視として有名ですが、丸の大きさは同じですが、その周りに大きい物体が置かれると、丸は小さく見え、周りに小さい物体が置かれると丸は大きく見えます

 その為、脚をキレイに細く見せたい場合、ふくらはぎと太もものバランスであったり、ウェストや骨盤、太もものバランスなど、他の部位とのバランスも重要なポイントになります

上記に基づいて、ピラティスは脚をキレイに細く引き締める為に筋肉のバランスを整えるのに効果的か?と考えていくと、身も蓋も無い答えになってしまいますが、プログラムとエクササイズのやり方による。という感じになります

例えば、ピラティスで行われることの多い「ヒップリフト」

こちらは、一般的にももの裏やお尻のエクササイズとして紹介をされることが多いと思いますが、実際は多くの方が、ももの前側や外側を使って、お尻を持ちあげています

そうすると、かえってももの前や外側の筋肉が発達してしまい、脚が太く見える訳ですね

その為、脚をキレイに細く引き締めたいと思ったら、初めは専門家を付けてパーソナルトレーニングから開始し、理想的な動き方が身に付いてからグループレッスンなどに参加をすることをオススメします

 まとめますと、ピラティスは身体中にあるセンサーを刺激し、脳を活性化して姿勢を整えるのには効果的ですが、脚をキレイに細く出来るかに関しては、エクササイズの選択ややり方による所が多く、体脂肪を落とすのには向いていないエクササイズとなります

 

ABOUT ME
Toshio Kobayashi
Toshio Kobayashi
imok株式会社(アイモック)代表取締役/猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」代表。  トレーナーとして活動をしながら2008年、2009年にアメリカへピラティスの研修を受けに行き、マスタートレーナーの認定を取得。その後、2010年に医療系国家資格を取得。  現在はスタジオの経営、メディアの監修及び出演、全国での研修及び講演、ピラティスリフォーマーの製造及び販売をしながら、姿勢&機能改善、パフォーマンスアップ専門のトレーナーとして、世界中に「I am OK You are OKな人」を増やす為に活動中。