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泌尿器系③ 〜尿の問題について〜

こんにちは!

imok株式会社

柔道整復師の池田です。

尿の生成や排出などについてお伝えしてきました。

今回は、尿について様々な問題を取り上げてご説明していきます。

普段起こる「尿」の不思議について、理解が深まれば何よりです。

頻尿と多尿

「頻尿」という言葉を聞いたことがありますか?

これは、お手洗いに行く回数が多いことを意味します。

膀胱レベルで考えると、一定の量が溜まる前に尿意を催してしまう状態です。

1日の尿の量は、およそ1,5Lとなり、人は1日に5〜8回はトイレに行きます。

もちろん個人差はありますが、1日に5回トイレに行く方であれば、1回あたりの尿量は300mlほどになります。

※500mlペットボトルの、2/3ほどの量を排出します。

 

頻尿の方は、1日に8回以上「尿」をするため、1回あたりの「尿」の排出量は、およそ180〜190mlになります。

つまり、頻尿の方は1回に排出する尿が少ないという事が言えます。

本来なら、300ml溜まってから、「おしっこをしたい!」と感じるはずが、180mlぐらいしか溜まっていないのに、「おしっこしたい!!」と感じてしまうのです。

一方、「多尿」は1日に排出する尿の量が増えてしまう病気です。

1日にする尿の量は、およそ1.5Lですが、多尿の方は3.0Lぐらいまで増えてしまうようです。

これまた、1日にたくさん尿をする結果となるので、尿の回数は増えてしまうようです。

つまり、1日にどれぐらい尿を出しているか測定しないと、「頻尿」なのか「多尿」なのか、判断ができないという事です。

過活動膀胱では、尿が溜まる前に膀胱が収縮し尿意を感じるため頻尿となりますが、単純に水分を摂り過ぎているだけで多尿となることもあります。

腎臓の病気や、糖尿病などが原因で起こっていることもありますので、ただの頻尿や多尿と安心しないようにしましょう。

カフェインと尿

カフェインを含むものを摂取すると「おしっこ」に行きたくなる。

だれでも1度は経験があると思います。

実は、カフェインは腎臓における血管拡張作用があります。

血管拡張作用とは、血管が広がる(拡張)するため、血液が流れる量が増えるということです。雨上がりの増水した川だと思いましょう。

腎臓には糸球体と呼ばれる、綺麗な血液に濾過してくれる器官があります。

ここで濾過されなかったものが原尿と呼ばれ、尿の元となるものになります。

カフェインによって腎臓の血管が拡張すれば、濾過される血液も多くなるため、原尿の量が必然的に増えます。

しかし、原尿は1日で180Lほど作られるのですが、99%以上が尿細管と呼ばれる場所で、再吸収されます。

つまり、尿として排出される量は、原尿の1%以下ということになります。

カフェインはこの尿細管にも作用し、水分の再吸収を抑制してしまいます。

つまり、再吸収の量が減るため、尿の排出量が増えるといことです。

カフェインを摂取することで、このような作用が体内で起きるため、「おしっこがしたい!」となるのです。

ただし、カフェインを頻繁に摂取している方は、カフェインに対する耐性を獲得する事ができるため、利尿作用は起きずらくなるようです。

アルコールと尿

カフェインを摂取した時と同様、アルコールを飲んでも「おしっこがしたい!」と感じますよね。

アルコールを摂取すると、下垂体後葉(かすいたいこうよう)と呼ばれる、脳の一部分に作用し、バゾプレッシンというホルモンが分泌されずらくなります。

 

※下垂体は豆粒大の大きさ

 

バゾプレッシンとは、抗利尿作用(こうりにょうさよう)を持つホルモンで、尿の量を調整しています。

最近では、お笑い芸人の「ガンバレルーヤのよしこさん」が下垂体腺腫で休業されていましたね。下垂体は成長ホルモンなど重要なホルモンの分泌も行う場所ですので、過剰分泌が起これば、手足や顔などが肥大してくる症状も現れます。よしこさんの場合は、顔や鼻が大きなったようです。

腎臓では尿の量をコントロールしていますが、下垂体後葉では、さらにその上のコントロールをしているのです。

バゾプレッシンが分泌されなければ、1日の尿量は10倍にもなると言われていますので、1日に15Lも尿が出るという事です!

干からびてしまいますね・・・笑

なので、お酒を飲んだ時はバゾプレッシンの分泌が悪くなり、尿量が増しているので、水分を余計に取ることが重要です!

まとめ

当たり前のように行なっている「排尿」も、体のシステムが正常に働いてくれているおかげで、意識することなく行えています。

カフェインやアルコールの過剰摂取は、排尿に関して様々な変化をもたらすので、理解した上で楽しむようにしてくださいね!

また、「頻尿」や「多尿」だなと感じる時は、体の変化の状態に合わせて診断を受けるようにしてみてください。

 

追記

筋トレは成長ホルモンの分泌を促すので、下垂体全体の促進につながるかもしれませんね!

バゾプレッシンの分泌の助けになるかもしれないので、トレーニングしてみるのも良いかもしれません(笑)

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最後までお読み頂きありがとうございました!

imok株式会社

池田倫大

池田倫大
ABOUT ME
池田倫大
池田倫大
柔道整復師/imok Education Director/スポーツクラブでインストラクターとして活動しながら、医療系の国家資格である柔道整復師の専門学校へ入学。卒業後、柔道整復師として整骨院に勤務。様々な痛みを抱える方に対し、手技療法や物理療法と運動を組み合わせた治療を行う。身体の歪みや痛みの無い身体づくりの為には、治療と並行して、継続した正しい運動習慣が重要だと感じ、治療家とトレーナーの両立を目指す。2015年4月より「世界中にI am OK You are OK な人を増やしたい」という想いに賛同し、『猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」』に参画する。現在は、自らがコンディショニング指導を行いながら、後進の育成にも注力する。