リフォーマー&ボディワークと機能解剖

腰椎の機能解剖①~腰椎に付着する筋と隣接関節への影響~

こんにちは。

imok株式会社の中北貴之です。

前回までは胸郭の機能解剖についてお話してきました。

今回は胸郭のお隣さんの腰椎の機能解剖についてお話します。

細かいことを話し出すとキリがないので、ポイントを絞りましょう!

腰椎の機能解剖で押さえておきたいポイントは3つです。

①腰椎に付着する筋と隣接関節への影響

②腰椎椎間関節

③腰椎の荷重支持機能

①~③を順番にお話し、オススメのReformerエクササイズも1つ2つご紹介していきます♪

それでは「腰椎に付着する筋と隣接関節への影響」について考えていきましょう。

腰椎に付着する筋

腰椎に付着する筋といえば、脊柱起立筋群や大腰筋や広背筋や下後鋸筋やら~・・・

・・・

・・・

まぁ、たくさんありますね!

詳しい付着部がどうだこうだは教科書やGoogle先生にお任せし、ここでは他関節への影響を考えて横隔膜と大腰筋で考えてみましょう。

例えば、胸郭の機能解剖で登場した横隔膜は脚部が第1~3腰椎の椎体に付着します。

ということは、胸郭と腰椎は互いに干渉していそうですね。

また、大腰筋は胸椎・腰椎から起始して大腿骨に付着します。

ということは、股関節と腰椎も互いに干渉していそうですね。

横隔膜の機能と腰椎の関係

横隔膜は安静呼吸の70~80%に関与する重要な筋です。

そして、横隔膜が効率良く機能するうえで大切なのが「固定点」と「可動点」です。

固定点があるから可動点が効率よく動くことができます。

ドア(開き戸)の開閉で例えると、ドアノブを引いてドアを開くためには、蝶番(ちょうつがい)で固定されている部分が必要ですよね。

仮に蝶番の部分が安定していないと、ドアの開閉が出来ないわけではないですが効率は悪くなります。

ドアのイラスト

同様に、横隔膜が下制(腱中心が下制)するためにも、剣状突起部・肋骨部・脚部が固定点になる必要があります。

脚部は腰椎に付着しますので、腰椎の安定性は横隔膜が効率良く機能するために重要ということです。

腰椎を安定させるポジション

とはいえ、いきなり「腰椎を安定させて!」と言われても難しいという方も多いかと思います。

それならば、安定する位置にもっていってしまえば良いですね。

腰椎を地面にくっつけてしまいましょう!

触圧覚も入力されますし、支持基底面が広がりますので安定性も高まります。

腰椎を地面にくっつけるには骨盤の後傾が不可欠ですので、骨盤後傾のエクササイズから始めることをオススメします。

具体的な方法は下記をご参照くださいませ。

 

90-90ペルビックティルト

90−90 pelvictilt-backward
90−90 ペルビックティルトこんにちわ。 imok株式会社の古城奈々絵です。 今回は「90−90 ペルビックティルト」のエクササイズをご紹介させて頂きま...

 

腰椎の安定性は大切ですね。次回は腰椎椎間関節についてお話していきます。

ん?股関節との関係はどうした?

腰椎と股関節の関係は近日公開予定の「機能解剖~股関節編~」を乞うご期待くださいませ!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」

中北貴之

中北貴之
ABOUT ME
中北貴之
中北貴之
理学療法士/imok Technical Director/大手フィットネスクラブにて活動後、痛みを抱えているお客様をサポート出来る様になりたいと、理学療法士の学校へ進学。卒業後は理学療法士として整形外科クリニックへ勤務。理学療法士として活動をしながら、トレーニングやコンディショニングの学びを続け、2018年4月よりimok株式会社へ参画。治療からコンディショニング、パフォーマンスアップまでを行えるコンディショニングコーチとして幅広く活動中。