トレーナービジネス

パーソナルジム&トレーニングジムの集客|体験レッスンの申し込み

デスクワークするイラスト

こんにちわ

パーソナルジムやトレーニングジムを運営するにあたり、集客は重要なポイントですが、最も悩みが多いのも集客ではないでしょうか?

私達は提供価値を高めるだけではなく、お客様にそのサービスの存在を知って頂き、届ける所まで考えることが大切です

実際のお客様の行動の流れについて考えてみると、以下の様になります

認知&検索→興味→比較・検討→体験レッスンの申し込み

ということで、本日は「体験レッスンの申し込み」の部分について考えていきたいと思います

体験レッスンを設けよう

このステップまで進まれているお客様は、私達のジムやサービスの存在を知って頂いただけではなく、興味を持ち、更には他の代替サービスと比較・検討された上で、私達のサービスを選んでくださった訳です

 しかし、お客様側からすると、いきなり数万円もする回数券を購入したり、入会金&月会費などを支払うのは、少し不安もある訳ですよね

ホームページやSNSでは、良さそうに見えるけど、本当に自分にとって良い所なのかどうか?自分の悩みを解消してくれるのか?

 また、ジムを運営する側からしても、自分達のジムが掲げるコンセプトやロイヤルカスタマー像とかけ離れた方が会員になられても、ジムやスタジオの雰囲気などが壊れてしまいますし、マナーの悪いお客様の場合、他の会員様にご迷惑が掛かってしまいますので、お互いの為にも「体験レッスン」を設けておくことが大切です

 体験レッスンを通して、双方が合わないと感じた場合は、その時点で取りやめることが出来ますからね

お客様の促したい行動の明記

そして意外にありがちなのが、体験レッスンを設けたとしても、「どうすれば良いか分からない」と、お客様がホームページやランディングページを見ながら感じてしまうことなんです

 どういうことかと言うと、お客様としては、このジムのサービスを受けたい!と思っているけれど、実際にサービスを受ける為にはどうしたら良いかが、ホームページを見ていても分からない。ということが往々にしてあります

 先ずは回数券を購入するのか?会員になって毎月会費を払うのか?

はたまた、最初に体験レッスンなどが用意をされているのか?が明確に示されていない為、お客様は次のステップに進む為に、何をしたら良いかが分からないんですよね

その為、トレーニング指導やレッスンを受けたいお客様が、どういう手順で申し込んだら良いのか?、更に細かく言えば、メールで申し込んで欲しいのか?電話で申し込んで欲しいのか?など、具体的な手順や方法を明確に示しておくことが大切です

もの凄い当たり前のことなんですが、意外にココが抜けていたり、分かりにくいホームページも多数見掛けますので、ぜひ一度自分達のホームページやランディングページを見直してみましょう!

スタッフ&レッスン枠の確保

 体験レッスンの部分で止まってしまう他の理由としては、単純にレッスン枠が空いていない場合が上げられます

お客様は体験レッスンを受けたいと思っても、「いつでも可能」という方は少なく、大抵は決まった日時がありますよね

その際に、希望のご予約枠が埋まってしまっていると、それなら他に比較・検討していたジムやスタジオに行こうかな?となりがちです

レッスン枠の確保のためには、大きく以下の2つがポイントになります

  1. ハード面の問題:スペースの広さなど
  2. ソフト面の問題:スタッフの人数とクオリティなど

 

 1に関しては、時間帯によってスタジオの坪数などを拡げることが難しい為、最初に物件を選ぶ際に考えておく必要があります

 そして2に関しては、過去の傾向からお申込みが集中しやすい曜日や時間帯に、スタッフを多く出勤して貰うなど、シフトの組み方などを調整すると共に、スタジオやジムによっては、トレーナーのランクに応じて体験レッスンを担当出来る、出来ないなどもありますので、こちらは合わせて育成面が課題になります

これらは、個々のジムやスタジオの業態などによるかと思いますが、上記の様に体験レッスンが受けられない原因を1つ1つ考え、対策を立てていく事が重要ですよね

更に言えば、「予約が埋まっているなら他のスタジオやジムに行こうかな?」と、お客様がならない様なジムやスタジオの強みの独自性が高く、他では得られないサービスを提供出来る様に、ブラッシュアップし続け、それを分かりやすく、ホームページやランディングページを見たお客様に伝わる様に表現をする事が大切です

まとめると、体験レッスンを設定し、お客様がその体験レッスンを受けられない理由を無くすと共に、他ではなく自分達のジムやスタジオ、サービスでなければ嫌だ!と思って貰える様に価値を磨く事。そうした価値を分かりやすく伝えていく事が大きなポイントですね