神経系と感覚器のしくみ

「imok academy」の姿勢について~姿勢改善3.0~

こんにちわ。

imokの小林俊夫です。

今日から「姿勢」について、様々な角度からお話をさせて頂きたいと思っています。

私たちは、猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」というスタジオを神楽坂、表参道、横浜で運営しており、「猫背」や「姿勢」で悩む方々を今まで何千人もサポートさせて頂きました。

猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」

「きゃっとばっく」は2013年5月29日に“日本初の人工芝の猫背改善専門スタジオ”としてオープン。「ストレッチ&エクササイズによる2か月での猫背改善」を掲げ、これまで延べ2000名以上の猫背を改善してきた。

テレビ東京「モヤモヤさまぁ~ず2」や、TBS「朝チャン」、テレビ東京「ニュースアンサー」など多くのテレビ番組をはじめ、「美人百科」や「LEE」などの多くの雑誌でも、取り上げられている。

「姿勢改善」や「姿勢矯正」というものを考えた時に、猫背は「短くなった大胸筋」をストレッチで伸ばして、「伸びてしまっている菱形筋」をトレーニングで鍛えれば改善出来る。といった様に、「筋肉」に主眼をおいて改善を行っていたのが以前の流れでしょうか。

また、いわゆる整体や治療院、接骨院などの広告で「その場で姿勢が変わります」といったものを目にすることも多いですが、徒手療法で筋肉を緩めたりするだけで、持続的なより良い姿勢というものを獲得出来るのでしょうか?

上記の様な問いについて考える為には、そもそも「姿勢」は何によってコントロールをされているのか?という元根本を考えていくことが大切です。

多くの方が経験があるかと思いますが、気分が落ち込んでいる時などは、自然と背中が丸々様に、姿勢制御には様々な要素が関わりますが、その中でも何が特に大切なのかと言えば、身体の司令塔である「脳神経系」になります。

 

脳・神経系画像

更に言えば、「感覚器」という身体中に存在するセンサーから、「知覚神経」という神経を介して脊髄や脳に情報が伝わり、その脊髄や脳から、今度は「運動神経」という神経を介して、筋肉などに指令がいってはじめて、筋肉は収縮したりする訳です。

そうであるならば、姿勢を改善する上で最も大切になってくるのは「脳神経系」であり、筋肉は力を発揮する「効果器」として捉える前に、センサーである「受容器」としての役割も考えていく必要があります。

先述の様に姿勢改善を考える際に、「筋肉」にフォーカスをし過ぎたものが多かったのではないでしょうか?

「姿勢改善3.0」ではありませんが、より効率的に「姿勢」ひいては「動き」というものを改善していく為に、「姿勢」とはそもそもどの様に制御されているのか?そして、その姿勢を改善する為には、何が効果的なのか?といったことを、皆で考えていければと思います。

imok株式会社

小林俊夫