リフォーマー&ボディワークと運動生理学

循環器② ~心臓~

こんにちは!

imok株式会社

柔道整復師の池田倫大です!

 

循環器を学ぶ上で心臓は欠かす事が出来ない臓器となります。

血液が流れるには、心臓がポンプのように血液を押し出す力が必要です。

押し出された血液は、太い動脈血管から枝分かれをして抹消まで到達すると、動脈から静脈へと血管を乗り換えて、太い静脈血管を経て心臓に戻ってきます。

サケの一生は川で生まれ海に出て、たくさんの栄養を得て川へ戻ってきますが、心臓を出発した血液は、栄養素を各器官に届け戻ってくるので、心臓に戻ってきたころには栄養素を含まない血液となり戻ります。

サケの成長で言えば、稚魚になっているイメージでしょうか(笑)

血液が心臓を出発し、心臓に戻ってくるまでの時間はおよそ20秒となります。

これは年齢や性別や体格などによって変わりますが、200人ほどを対象とした実験結果の平均となります。

10代の方だと19秒ほどで、70代の方は22秒ほどとなりますので、年齢を重ねていくとスピードは落ちるようですね!

サケの海洋生活は数年にもなり、それと比べれば一瞬ですが、20秒に込められた血液の循環の、壮大な物語の旅についてお伝えしていきます!

 

心臓は4LDK

心臓は4つの部屋からできています。

①右心房         ②右心室

③左心房         ④左心室

これら4つの部屋は全て一方通行となっており、逆流が出来ないように「弁」と呼ばれるフタが付いています。

この4つの心臓の部屋には、それぞれ役割があります。

全身を回ってきた血液を受け入れる部屋

酸素と二酸化炭素を交換するための部屋

酸素をたくさん取り込んだ血液を全身に送り出す部屋

4つの部屋が協調して動くことでスムーズな血液循環が行えるのです。

ちなみに「ドックンドックン」で知られる心臓の音は、この4つの部屋が動き、弁が開いたり閉じたりする音になります。

漫画などでみる「ズッキューン」という、心を射抜かれた心臓の音は、ものすごい心臓の扉が閉まる音なのでしょう。

相当な血圧と考えられるため、恋愛体質な方は注意が必要です!

 

4つの部屋の役割

全身を廻ってきた血液は、下大静脈と上大動脈を介し「右心房」の部屋に戻ります。

いわば血液の玄関となります。

右心房に戻ってきた血液は、その下にある「右心室」に入ります。

右心室に入ったら、血液は逆流できない様に入り口を塞がれ、左右の「肺」に向かう肺動脈に分かれ進みます。

この時の血液は全身に酸素を配達し、二酸化炭素を集荷してきた血液の為、二酸化炭素をたくさん含んだ血液になります。

肺にはたくさんの酸素があるため、この時に集荷してきた二酸化炭素と肺の中にある酸素を交換し、酸素をたくさん含んだ血液となり、「左心房」の部屋に移動します。

酸素をたくさん含んだ血液は、「左心室」に入り、全身にまた酸素を配りに行くのです。

つまり、戻ってきた血液から考えた順番は、

右心房→右心室→肺→左心房→左心室

となり、出発する血液の順番で考えると、

左心室→右心房→右心室→肺→左心房

となります。

 

ちなみに、哺乳類や鳥類は2心房2心室となるのですが、両生類は2心房1心室、魚類は1心房1心室となるため、陸で生活する「肺呼吸」に適した進化のようですよ!

 

まとめ

4つの部屋に分かれた心臓と、左右の肺がある部屋は、血液にとっては出口と入口が決まられた一方通行となります。

途中に「肺」があることで、回収した二酸化炭素と酸素を交換することが出来て、また全身に酸素を配ることが出来るのです。

心臓の部屋は4つで、肺が2つで考えると6LDK という考え方もできますね・・・

まあ、肺は外界とつながっているのでバルコニーぐらいに考えておきましょう(笑)

次回は体循環と肺循環についてお伝えします。

 

最後までお読みいただき有難うございました。

 

imok株式会社

池田倫大

ABOUT ME
Toshio Kobayashi
Toshio Kobayashi
imok株式会社(アイモック)代表取締役/猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」代表。  トレーナーとして活動をしながら2008年、2009年にアメリカへピラティスの研修を受けに行き、マスタートレーナーの認定を取得。その後、2010年に医療系国家資格を取得。  現在はスタジオの経営、メディアの監修及び出演、全国での研修及び講演、ピラティスリフォーマーの製造及び販売をしながら、姿勢&機能改善、パフォーマンスアップ専門のトレーナーとして、世界中に「I am OK You are OKな人」を増やす為に活動中。