リフォーマー&ボディワークと運動生理学

循環器⑥ ~循環の調整~

循環全体

皆様

imok株式会社

柔道整復師の池田倫大です。

今回は循環器系の調整についてお伝えしていきます。

心臓から送り出された血液は、「動脈から静脈に通り道を変えて心臓に戻る」という事はすでにお伝えしましたね!

心臓は常に「ドックンドックン」と拍動を自動的に行っているので、動脈や静脈のどこかで循環が滞っても、「じゃあ、心臓を動かす事、一時的にやめよう!」とはならないので、様々な器官で循環を調整する必要があります。

近年はハロウィンの時期になるとお祭り騒ぎになりますが、街に溢れかえった人たちが円滑に移動出来るのも、DJポリスが誘導を行ってくれるからです。

なかなかうまくいかない事もあるようですが・・・

循環器の中にも、一か所に血液が集まり混乱を招かない様にする、DJ器官があるという事です。

それでは、どのような働きをするのか見ていきましょう。

神経性の調節

心臓の壁の一部や大動脈弓には圧受容器というものがあり、血圧が上昇し、血管内の壁が圧力によって伸ばされると、「血圧半端ないって!」という情報を、延髄にある循環中枢に送ります。

延髄にある循環中枢は、血圧が半端ないという情報をもとに、迷走神経(めいそうしんけい)という脳神経を介して心臓に「ちょっと落ち着いた方がいいぞ!」と伝えに行きます。

逆に、頚動脈体や大動脈体と呼ばれる化学受容器は、血液の中に酸素の量が減って場合や、二酸化炭素の量が増えてきた場合、「酸素がないよー」という情報を、同じく延髄にある呼吸中枢や循環中枢に送り、心臓に「もうちょっと頑張ろうか!」と伝えにいくのです。

その結果、血管の壁に過度なストレスがかかりすぎない様にしたり、各臓器で酸素が足りないという事がない環境が保たれるというわけです。

 

まとめ

このように全身の各臓器に、必要な量の血液を過不足がないように、血液の供給の調整を行っている器官がたくさんあります。(お伝えできていないだけで、実はまだまだ沢山あります・・・笑)

活動する臓器には血流を多くしたり、耐熱の調整のため血液量を調整したり、出血した時は、脳や心臓などの超重要臓器に優先的に血液が供給されたりと、身体の機能を何とか保とうと常に働いてくれているのです。

排尿などの体液の放出も、循環の調整(ホルモン)で行われているのですが、「腎臓編」でお伝えするとしましょう!

最後までお読みいただき有難うございました!

 

imok株式会社

池田倫大

池田倫大
ABOUT ME
池田倫大
池田倫大
柔道整復師/imok Education Director/スポーツクラブでインストラクターとして活動しながら、医療系の国家資格である柔道整復師の専門学校へ入学。卒業後、柔道整復師として整骨院に勤務。様々な痛みを抱える方に対し、手技療法や物理療法と運動を組み合わせた治療を行う。身体の歪みや痛みの無い身体づくりの為には、治療と並行して、継続した正しい運動習慣が重要だと感じ、治療家とトレーナーの両立を目指す。2015年4月より「世界中にI am OK You are OK な人を増やしたい」という想いに賛同し、『猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」』に参画する。現在は、自らがコンディショニング指導を行いながら、後進の育成にも注力する。